はじめに「多くの旅を経験して」
学生の頃にした一人旅に始まり、社会人になったこれまで数多くの旅をしてきました。海外への一人旅に対して抱いていた不安感も今ではすっかり無くなっています。
そんな筆者が旅で本当に役に立ったものを実体験とともに紹介させて頂きます。
・旅の必需品(例えば”パスポート”だとか”充電器”など)は他の方々のサイトで多く紹介されているので、ここではちょっとした”意外性のあるもの”に絞ります。
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海外の一人旅で本当に役に立ったもの《6選》
①水泳用タオル
これは非常にお勧めしたいです。何と言っても”速乾性”が著しいのです。
学校のプールの授業で水泳部の人がこのタオルを使っていた記憶があります。
【一言メモ】良いホテルに泊まればタオルなんて要らないのかもしれませんが、安めのホテルだったり、海外ではタオルがないところもありますので、タオル自体は持っていく必要があると思います。
使い方は、体を拭いてタオルが吸水してきたなと思ったら、絞って、また拭いてというような感じです。
(絞ったら水がほぼ無くなるのがすごいです)
少し質感はゴワゴワしていますが、干したら半日も経たずにすぐ乾くというのは旅している時にはありがたいです。そしてコンパクトであるのも旅をする時にはありがたいです。
【 メリット 】速乾性、コンパクト
【デメリット】タオルの質感(ゴワゴワ)
②携帯用スリッパ
長距離の飛行機やホテルではまず使うことになるでしょう。飛行機は備えられていることが多いですが、ホテルは千差万別です。
海外は基本部屋の中も土足なので、スリッパがあると非常に便利です。
ほぼ毎日使うものなので、消耗を考慮して2セットくらいあるといいですが、かさばるので1セットでもいいと思います。
【 メリット 】清潔さ、足の負担軽減
【デメリット】(少々かさばるかもしれません)
③洗濯紐
これは必須だと思うのですが、意外と知られていないかもしれません。
旅行期間の長さにもよると思いますが、洗濯が必要になる旅なのであれば持って行った方がいいです。
【一言メモ】コインランドリーでもいいですが、時間的な縛りもあることや、使うことの不安感もあり、私はホテルの部屋で洗濯をしていました
使い方は、紐の先端に付いた”フック“を部屋のどこかに引っ掛けて使います。ポイントは引っ掛ける場所を探せるか、ということです。例えば
・ドアの蝶番
・ハンガーレール
などに引っ掛けていましたが、重さに耐えられるかという点には注意が必要です。
そして一緒に洗濯バサミもあるとなおいいです。あとS字フックも洗濯紐との相性はいいです。
【 メリット 】旅行費の節約、部屋に干すという安心感
【デメリット】乾きの遅さ(→エアコンを付けておけば多少乾きやすいです)
④折りたたみ式マイバッグ
もう海外ではレジ袋はなかったりするものです。あるいは有料(日本より高め)です。そこで、旅行ではぜひともマイバッグを持っていくべきです。
【一言メモ】《日本とは異なるスーパーのレジ方式》
ベルトコンベアに商品を置いて店員さんがレジ打ちし、自分で商品を詰めるという作業も最初はそのスピードに追いつけないですが、マイバッグを用意しながらカードで会計しと、スマートにやりたいものです。
あとスーパーのレジ袋って観光客が持っているといかにもな感じがあります。マイバッグだとどこか地元民に溶け込んでいるような気にもなれます。
【 メリット 】レジ袋代の節約、袋の強度、急な荷物への備え
【デメリット】特になし
⑤ダイヤル式南京錠
カバンに付けて盗難対策に使います。南京錠が付いているだけで安心感が全く違います。
フランスに行った時にスリに狙われましたが、南京錠のお陰で難を逃れました。備えあれば憂いなしの筆頭格です。
しかしデメリットとして荷物を取り出したい時のめんどくささは多少あります。
【 メリット 】盗難被害の防止、ダイヤルの為対策が容易
【デメリット】カバンの開けにくさ(→自分は一つダイヤルをズラすだけにしていました)
⑥iPad
決して買いやすいものではないですが、一人旅を有意義にするためには必要だと思います。
旅の中で必要なのは「計画を練る為の情報収拾」と、それを「総覧・比較しながら組み立てていくこと」だと思っています。例えば、
・飛行機・電車・バス・ホテルを予約する
・地図に行きたいところをプロットする
・ブログなどを書く
などiPad一台でマルチにこなせます。(スマホは画面の小ささやページ相互間の移動や総覧の点で劣ると思っています。)
オフラインで映画も楽しめる
そして飛行機の中の退屈な時間に好きな映画を見られるのも良い点です。
例えばアマゾンプライムビデオでは映画をダウンロードしてオフライン(Wi-Fiが繋がっていない状態)で見られるので、持ち運びのし易さとの相性は抜群です。
軽いため持ち運びに困らない
もう一つ、パソコンよりも軽いというのがいいのです。
飛行機に乗る時には荷物の重量制限がありますし、旅行では少しでも荷物を軽くしたいものですから俄然iPad一択なのです。
【 メリット 】計画の組みやすさ(情報収集・比較・総覧)、飛行機内での時間の有効活用、軽量
【デメリット】初期費用(購入代)
※別売りのキーボードもあると作業性が向上してなお良いです。
《番外編》海外旅で別に要らないのではないかと思うもの
①ポケットWi-Fi
これは結果として無くて問題なかったと思ったものです。
私の場合は旅費を浮かすために致し方なくポケットWi-Fiは持って行かなかったのですが、現代は街中に公共Wi-Fiだらけです。
観光で建物に入れば大体Wi-Fiがあるイメージです。対照的に日本は公共Wi-Fiが少ないように思います。
しかしスマホのSIMカードという選択肢もあるようです。そちらの方がポケットWi-Fiよりお得だそうなのですが、そこら辺はあまり詳しくありません。
調べ物はだいたいは前日の夜にホテルでやっておけば、日中に街に出た時に検索することはあまり無かったです。
【一言メモ】そんな環境の中でも便利なのが、GoogleMapのオフラインマップです。それさえスマホにダウンロードしておけば、なんとWi-Fiに繋いでなくても現在地が分かるという優れものなのです。
②現金
今はキャッシュレスの時代です。持って行った現金を使い切るが難しかったです。
【一言メモ】スウェーデンでは一応3日分として現金を6,000円持って行ったのですが、結局カードで済んだので現金を使うタイミングがないまま帰国しました。
ただしローカルな場所では必要です。例えばタイの水上バスとかですね。
カードが使える国なのであれば、各国2~3,000円くらい持っておけば大丈夫だと思います。いざとなればキャッシングもできますので。
おわりに
実体験に基づき、つらつらと紹介させて頂きましたが、少しでも旅をする人の参考になれば嬉しいです。
自分に大きな変化を与えてくれたのは、1ヶ月間のヨーロッパ一人旅でした。未知の体験はどんどんやってみるべきだと思いました。