建築士が厳選したプーケットのラグジュアリーホテル3選|タイ旅

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はじめに「気候が生むリゾート感」

タイのプーケットに行ってきました。

プーケットはバンコクから飛行機で1時間半ほどの距離にあります。気温は一年中一定で、1日の最高気温が32度前後、最低気温が25度前後なため、リゾート気分を味わうのに適した場所です。

そのため外国人旅行客も多く、プーケット国際空港はアジア各国を中心に多様な人種であふれていました。

そんなプーケットに滞在してきましたので、建築士としての視点も加えつつ、おすすめのホテルを3つ紹介したいと思います。

Banyan Tree Phuket

バンヤンツリーは日本初として京都に2024年7月にオープンしましたが、その一号店が今回行ったプーケットにあります

1994年にオープンしたので、30年が経つ歴史あるホテルです。

しかし古さを感じることがなく、半屋外のロビーや敷地内のヴィラ群配置、デザインなど、その個性は30年経った今でも衰えていなかったのには驚きました。

半屋外のロビー

敷地は非常に広く、バギーや自転車でも移動できます。

ヴィラは全てプライベートプール付きで、他人の目線を気にすることなく、自分の時間を過ごすことができます。

プール付きのヴィラ

プールの横には露天風呂のようなジャグジーもあります。

さすがに日中に入ると暑いですが、朝や夜は気温がひんやりとする時もあるので、ジャグジーに入るのが気持ちよく、お気に入りでした。

大きな共用のプールもあります。プールベッドやガゼボが並べられ、プールに浸かりながら楽しめるプールバーもあります。

共用プール

プールバーでスタッフさんに教えてもらったのですが、この敷地はもともと金鉱山だったのです

そこを整地して出来上がったのがこのバンヤンツリープーケットですが、そこには大変な苦労があったそうです。

完全なリゾートに生まれ変わった敷地

そしてバンヤンツリーの代名詞とも言えるのがスパで、その名もロイヤルバンヤンというメニューがここのウリです。

バンヤンスパの代名詞、ロイヤルバンヤンを受ける

料金は10,500バーツ(約45000円)もするので非常に高級ですが、他にはない特別感を味わえます。きゅうりを使ったスクラブやセサミオイルによるマッサージなど、香りも感じながら楽しめました。

スパの部屋

Banyan Tree Phuket
Location 33 Cherngtalay 33/27 ถนน Thalang District, Phuket 83110, Thailand
Rooms 218
Completed 1994
HP https://www.banyantree.com/thailand/phuket

The Westin Siray Bay Resort & Spa, Phuket

次に紹介するのがウェスティンプーケットです。プーケット島の東側にあります。

山を切り開いて作られたホテルで、高台から海や山々を眺めることができ、非常に贅沢なロケーションです。

絶景を味わえるロケーション

ウェスティンにはホテル棟とヴィラ棟がありますが、今回宿泊したのはホテル棟になります。

敷地内は高低差がかなりあり歩くと結構大変です。そのため、バギーによる移動が通常で、バギーは常にフル稼働している印象でした。

フル稼働のバギー

泊まった客室は部屋の前にプールが付いていました。

ユニークなのが、そのプールはその階の客室で共用なのです

客室前のプール

なので、突然自分の部屋の前のプールに他人が現れることがありえるのです。

流石にそれは抵抗があるなと思っていましたが、運よくそのような事態にはなりませんでした。

そして、ウェスティンにはプールが3つもあります。

ウェスティンのプール

・プールバー併設のホテルの象徴となるプール
・高台から見下ろす絶景のプール
・レストランの横にあるまったりと過ごせるプール

この3つです。一番人気はプールバー併設のプールでしたが、私は高台にあるプールが好きでした。

一番人気のバー併設プール

高台にあるプール

眺めの良いフィットネスもおすすめです。

さすがに日中外を走るのは暑くてきついものがあるので、フィットネスで走っていました。トレーニング器具も豊富でした。

絶景を味わえるフィットネス

朝食はビュッフェで、室内とテラス席を選べます。

外の空気を味わいながら食べたかったので、海に一番近いテラス席を選びました。メニューはタイ料理、洋食、インド料理がありました。

レストランのテラス席

また、リゾート滞在を充実させるアメニティとして、ビリヤードや卓球もありました。

それらは空調が効いた眺めの良い室内で楽しむことができ、ついずっとやってしまいました。

卓球やビリヤードもある

そして、次に紹介するラグジュアリーコレクションに泊まった時に総支配人から教えてもらったのですが、ここはなんと2025年にリッツカールトンとしてリブランドオープンする予定らしいです

そうすると宿泊費は2倍以上になるはずです。事前に泊まっておいて良かったと思いました。確かにリッツにできるくらいのロケーションの良さがありました。

The Westin Siray Bay Resort & Spa, Phuket
Location 21, Ratsada, Mueang Phuket District, Phuket 83000, Thailand
Rooms 257
Completed 2010
HP https://www.marriott.com/en-us/hotels/hktwi-the-westin-siray-bay-resort-and-spa-phuket/overview/

The Naka Island, a Luxury Collection Resort & Spa, Phuket

最後に紹介するラグジュアリーコレクション・ナカアイランドは、非常におすすめしたいホテルです。

プーケットの北東にある島で、専用フェリーでアクセスしました。フェリーからホテルの建物群が見えてきた時には感動しました。

ホテル専用フェリー

フェリーから見たホテル

は綺麗で、海の横に大きなインフィニティプールもあります。

海に隣接したインフィニティプール

プールから海を見る

島とホテルというものが上手く融合して、ここにしかない体験ができる場所になっていました。

最初は普通の客室で予約していたのですが、チェックインするタイミングで大幅なアップグレードをしてもらい、プール付きのガーデンヴィラに宿泊することができました

プール付きのガーデンヴィラ「1 King Bed, Garden View, Private Outdoor Pool, 1-Bedroom Villa」

ヴィラの洗面所はあえて空調が無く外気に開放された部屋で、現代の利便性から離れてみる重要性を感じました。

空調の無い洗面所

トイレと半屋外廊下

外にはお風呂棟もあって、ヴィラに1日中滞在するのもありだと思ってしまうほど魅力的でした。

外のお風呂棟

建物の形状は角々としておらず、丸みを帯びており、どこか地中海的な雰囲気がありつつも勾配屋根は南国らしくて、特徴的なデザインでした。

建物のデザイン

敷地内にはレストランやバーも充実しており、どこでも海を見ながら食事ができるようになっていました。

海の見えるバー「Z Bar」

Z Barで頂いたカクテル

海の見えるレストラン「My Grill Restaurant」

朝食はクオリティが高く、ワッフルやパンケーキを作るライブキッチンもありました。

フレッシュジューススタンドもあって、食事からもリゾート感を味わえました。

朝食会場のレストラン「Tonsai Restaurant」

そして、ホテル名に「スパ」と入っていることもありスパも充実しています。

スパエリア

体験してみたくなり、ボディトリートメントの「ラップ」というメニューを受けてみました。

それは名前の如く透明のラップに包まれるというメニューで、初めて受けましたが貴重な経験になりました。

スパの部屋。ラップが準備されている。

そして、バギーは色んなスタッフさんが運転してくれるのですが、総支配人も混じって運転していました。

その時に教えてくれたのですが、ここは元々IHGのシックスセンシズだったのです。

それをリブランドして今のラグジュアリーコレクションになったのです。どうりで、と納得しました。全てのクオリティがスーパーラグジュアリーのレベルなのです

この島を気に入りすぎて、去るのがとても名残惜しかったのが今でも記憶に強く焼き付いています。

The Naka Island, a Luxury Collection Resort & Spa, Phuket
Location 32 Moo 5 Tambol Paklok, Amphur Thalang, Naka Yai Island, Pa Klok, Phuket, 83110, Thailand
Rooms 90
Completed 2008 (six sences)
Renovated 2012 (luxury collection)
HP https://www.marriott.com/en-us/hotels/pyxlc-the-naka-island-a-luxury-collection-resort-and-spa-phuket/overview/

おわりに「安く、ラグジュアリーな非日常を味わう」

以上、プーケットのおすすめホテルの紹介でした。これらのリゾートホテルは日本ではなかなか味わえない非日常感を体験することができます。

そして何よりお手頃な価格なのです。日本で同じようなホテルに泊まると2〜3倍するのは当たり前です。

例えばバンヤンツリーは日本で1泊するよりもプーケットへの飛行機とホテル代を足した方が安いくらいでした。

スタッフさんや街の人も優しく、行けば行くほどタイを好きになります。次はクラビーなど別のリゾートへも行ってみたいと思っています。

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