はじめに「インドネシアと日本」

バリにあるAYANA Resort Baliに宿泊してきました。
バリに行ったことがある人に聞くと、アヤナが良かったと言う人が多いです。
実はオーナー夫妻の夫がインドネシア人で、妻が日本人なのです。それもあるのか、日本語の案内も充実しています。
この記事では、日本人に愛されるアヤナはどのような場所なのか、紹介したいと思います。
アヤナ大帝国
タクシーでアヤナへ向かうと、大きなセキュリティゲートがありました。これまでのどのホテルよりも巨大でした。
そのゲートを抜けてからもまだまだ走ります。
実はこのアヤナは、複数のホテルなどからなる超巨大リゾートで、敷地は90haもあるのです。
まさに大帝国のようなスケールで、「アヤナエステート」と名付けられています。

Resort Map 【参照】https://www.ayana.com/bali/map/
そのリゾートの最奥に、AYANA Resort Baliはあります。
- 車寄せ外観
- 車寄せ内観
オープンエアのロビー
タクシーを降り、チェックインロビーへと向かいます。
- ロビーへ向かう
- ロビー
ちょうど混み合う時間だったこともあり、座るところがないほど多くの人がいました。
ウェルカムドリンクを頂きながら待ち、しばらくしてチェックインの手続きをしました。
ちなみに当日の稼働率は90%くらいとのことでした。
さらに、RIMBAやSEGARAといった他のアヤナ系列のホテル利用者も施設を相互利用できるため、リゾート全体として常に多くの人で賑わっている印象を受けました。
- RIMBA
- SEGARA
オーシャンビュー客室
4階のロビーからショップの前を通り、今回宿泊する2階の客室へ向かいました。

客室へ向かう道中
客室まではスタッフさんが案内してくれました。
宿泊した客室は「Resort View Room」で広さは52㎡あります。
中に入るとバリ感のあるモダンな内装で、清潔さを感じました。どうやら2024年から2025年にかけてリニューアルをしたらしいです。
- ベッドルーム
- テレビボード周辺
- 客室ドア
- トイレ
- シャワールーム
ベッドルームの奥にはインナーテラスが付いており、外に出てみると海も望めました。
- インナーテラス
- テラスからの眺め
ベッドルームはソファやテーブルの置かれた窓側の空間と、カーテンで緩やかに仕切ることができました。
- カーテン(正面より)
- カーテン(側面より)
室内の家具はどれもデザインが凝っていました。
- ミニバーの家具(閉)
- ミニバーの家具(開)
バスルームは2連引戸になっており、L字型(90度)に両側から空間を仕切ることもできるようになっていました。日本でもよく見られる仕切り方です。

バスルームの2連引戸
気になって調べてみると、日本のインテリア会社のDesign Studio SPINがリニューアルを担当していました。
日本っぽさを感じつつも、洗練されたモダンなバリ感はとても素敵でした。
名物、ロックバー

アヤナにはバリで一番有名なロックバーがあります。
このロックバーをデザインしたのも、先述のインテリア会社SPINです。
アヤナに到着したらまずはここに行きたいと思っていました。外来利用もできるようでした。
チェックイン時に「ロックバーを利用する場合は予約した方が良い」とアドバイスを受けたので、事前に予約してから向かいました。
屋外のレセプションに到着し禁煙か喫煙か選び、そこからゴンドラで崖下まで行きました。階段でもアクセスできます。

ゴンドラからの風景
スタッフさんが席まで案内してくれましたが、道中かなりの席数があることが分かりました。
席はさまざまな雰囲気の場所がありました。
- 橋を橋を渡った先の座席
- 通路沿いの座席
- より海に近い座席
- まさにロックバー
席につきドリンクとスナックを注文し、サンセット前の優雅な時間を過ごしました。
オープンエアのオールデイダイニング

オールデイダイニング「Padi」はロビーから階段で下って行った場所にあります。
完全に独立棟としてある、オープンエアのレストランです。
ビュッフェ形式で、大勢の宿泊客で賑わっていました。

多くの人で賑わう朝食
バリの伝統的な住宅の屋根の造りと、天井ファン、そしてオープンエアでとても居心地が良かったです。
このレストランは広く、中央部分が暗くなりがちなところをトップライトを設けて中庭のように光を取り込んで上手く設計されていました。

トップライトにより明るい室内
建物の周りには池があり、冷却効果も相まって過ごしやすかったです。

建物周りの池
また、池には鯉がたくさんいました。子供たちは餌やりに夢中で、ファミリーで楽しめるレストランの雰囲気という意味でもとても良かったです。
少し気になったのが、レストランの前の通りに軽トラやバイクが走っていたことです。
これらはもちろんホテルスタッフの車両ではあるのですが、リゾートの風景を楽しんでいる中にそのような日常のあまり見たくないものが入ってくるのは少し残念でした。

レストラン前を走る車両(※写真にはないが、軽トラやバイクも走っていた)
フォトジェニックなプール
アヤナリゾートの中にも大きなプール「Main Pool」があり、ガゼボも空いていれば無料で使えました。
- メインプール(下側)
- メインプール(上側)
- メインプール(上から下を見る)
席に着いたら水を持ってきてくれるのかと思いきや全て有料で、注文はテーブルのQRで行うシステムになっていました。

QRより注文したドリンク
アヤナで一番有名なプールが「River Pool」です。

River Pool
こちらは基本的にヴィラの宿泊客しか利用できないのですが、朝の一部の時間だけ他の人にも開放されています。
フォトジェニックなプールであることを知っていたので朝に行ってみると、多くの人が列をなしていました。
何かと思って近寄ってみると、皆、絶好の写真スポットで撮影するために順番待ちをしているのでした。

順番待ちの人たち
その様子はホテルというより遊園地のようでしたが、他ではあまり見られない魅力的なプールであることは確かでした。

絵になるプール
開放されている時間帯は混んでいましたが、穴場の場所を見つけました。
しかもが水温40度となっており、露天風呂のようで心地よかったです。
- 穴場のプール
- 水温40度
リンバのプールも見学しましたが、こちらはファミリーを中心に、プールバーも魅力的でとても活気のあるプールでした。

リンバのプール
中庭に面した開放的なジム

私がホテルに宿泊する際に必ず利用するのがジムです。
アヤナのジムはスパエリアの手前に独立棟として設けられています。
客室からは橋を渡ってアクセスします。

ジムへ向かう道中の橋
十分な広さと充実したトレーニング器具、そして洗練された建築と、私が思う良いジム施設の必須条件を網羅していて、何度も使いました。

器具も建築も満足度が高い
中庭ビューですが、人通りも少ないので、気持ちよくトレーニングできました。

中庭に面したジム
ドリンクや軽食は簡素でしたが、客室数も多いことを勘案するとそれは仕方ないのかなとも思いました。
最上級レベルのスパエリア

アヤナで一番衝撃を受けたのがスパです。
MandapaやFour Seasonsなど、バリのホテルでも素晴らしいスパをいくつか見てきましたが、正直アヤナのスパがナンバーワンだと思いました。
建築とランドスケープ、そして施設の充実さが全てハイクオリティです。
- スパエリアへ向かう階段
- スパエリアの雰囲気
スパはレセプション、リラクゼーション、トリートメント、ショップ&カフェがそれぞれ分棟で設けられており、スパエリアを回遊する楽しさがあります。
- スパレセプション
- リラクゼーション
- トリートメント棟
- ショップ&カフェ
トリートメント室は全53室あり、シングル棟とダブル棟(ヴィラ形式)がそれぞれあります。
- シングルトリートメント室の廊下
- シングルトリートメント室
- スパヴィラ入口
- スパヴィラ内観(ダブル)
部屋数がこんなに多いスパはなかなかありません。セラピストは30人ほどもいるという話でした。
私は設計者ですが、このような素晴らしいスパエリアを体験できて、とても良い勉強になりましたし、衝撃を受けました。
しかし魅力はまだまだ終わりません。
スパ内で一番特徴的なのがハイドロセラピープールです。非常に広いです。

ハイドロセラピープール
海水で水温が31度と温かいプールになっています。
眺めもよく、これだけ大きく作るという潔い考えに圧倒されました。
今回は出発直前に見学したため、実際に体験することができなかったので、次来る際は必ず体験したいと思っています。
おわりに「最高の居心地」

以上、Ayana Resortの紹介でした。
バリでのおすすめのホテルとしてアヤナを挙げている人がいました。
価格的により高いラグジュアリーホテルはもっとたくさんあるので、正直そこまで期待を寄せていませんでした。
ですがそれは大きな間違いでした。どんなホテルよりもリゾートの居心地が良かったです。
そして施設一つ一つのクオリティが高くて素晴らしかったです。皆がアヤナを好きになる気持ちがよく分かりました。
バリに来た際にまた泊まりたいホテルの一つです。
ちなみに、アヤナエステート全体に従業員は1000人以上いるらしいです。
そのスタッフさんたちも楽しそうに働いているというのがまた好感を持てた点です。
それがホテルの雰囲気とも相まって、満足度を高めてくれたのだと思っています。そんな素晴らしいホテルでした。
所在地:647Q+GP, Jimbaran, South Kuta, Badung Regency, Bali, Indonesia
設計:WATG
インテリア:SPIN Design Studio (2024年リノベーション)
P49 Deesign (旧客室デザイン等)
客室数:294室(※ヴィラ含まず)
開業:2009年(リブランド)
1996年(Ritz-Carltonとして開業)

