建築ブログで月500円の収益達成について考察

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はじめに

この記事を執筆した時点で、建築ブログを運用し始めてから13ヶ月が経ちました。初心者でも長期間ブログをやっていると、少なからず分かってくることはあるものです。最近は記事をSEOを学びながら集客できるように意識してみたり、試行錯誤をしています。

この記事は、月500円の収益化を達成できた今を客観視し、私と同じように初心者から収益化を目指す人にとっての参考になればと思って書きました。

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適当にやっていては収益化は難しかった

最初にこの建築ブログを始めた理由は、自分が見て、そして体験した建物に対しての言語化をし、表現のボキャブラリーと感性を高めるためにありました。

ブログの狙いが自分に対してのみであったために、ブログを見てくれる人に対しての配慮を蔑ろにしていました。その結果として、広告は入れているものの、大した収益は上がらず、月100円得られれば御の字でした。

そして記事が増えてくると、次のようなことが明らかになりました。

・100本以上書いたのにほとんどの記事が読まれていない
・特に気合いを入れて書いたものがよく読まれていた
・建築的に特化した部分を一般化させたら読まれるようになった

やはり自分本位で適当にブログを運用していては、収益という結果はなかなかついてこないものだということが実感できました。

なぜ月500円達成できたかを考察してみる

今まで月に100円でも収益が上がれば嬉しかったのが、ここ3ヶ月は連続して月500円を達成できていますブログに投下している時間に対しての500円というのは、対価が非常に少ないものですが、ブログ運営での一つの壁は超えられたような実感はあります。

そこで、なぜ月500円を達成できたのか、少々考えてみると次のような要因がありました。

分かりやすい目次で全体像を把握しやすくした
内部リンクを貼って、読者の興味の選択肢を広げた
要点を箇条書きにしたり、図形で文字を囲ったりして単調さを無くした

このあたりが、収益の増加に効いているのではないかと思います。一つずつ取り上げてみます。

①分かりやすい目次で全体像を把握しやすくした

本ブログの基本スタイルは自分の興味のある建物を見学しに行って、それを記事にするというものです。以前は記事を建築の参考書的な書き方にしてたため目次も質素なものでした。

例えば、目次の構成が、

1.はじめに
2.外観
3.内観
4.
おわりに

というようなものです。参考書であればそれでいいのかもしれませんが、ブログは雑誌的な読みやすさで作らなければ読んでもらいにくいということをネットで学び、その通りだと思いました。

その結果として、目次で全体概要や特徴を把握でき、興味が湧く目次に直接飛んでもらえるような書き方に変えました。

例えば、日立駅を紹介する記事などがそうです。目次の構成としては、

1.はじめに「デザイン監修・妹島和世」
2.東西に橋をかける130mの直線通路
3.人々の安らぐ海への視点場
4.見せ方の気になる鉄骨の表れ方を見る
5.おわりに「そしてSANAAの設計した日立市役所へ」

というようなものです。目次を意識し、構成を変えたことでの直接的な効果は数値化できていませんが、読みやすさの向上としての記事の滞在時間は増えているのではないかと思っています。

②内部リンクを貼って、読者の興味の選択肢を広げた

これまで特に内部リンクは貼っていなかったのですが、内部リンクを貼るようにしてからは1日のPV数が1.5倍から2倍くらいに増えました。そんなに効果があるものとは思いませんでした。

内部リンクというのは以下のようなものです。

このような関連記事を随所に貼っていくと、読者の興味に触れるチャンスが増えます。その結果、様々な記事が一人の人に読まれるようになり、収益にも繋がったのだと思います。

確かに他の人のブログを見ても、上手い具合に興味がそそられる関連記事が貼られています。

③要点を箇条書きにしたり、図形で文字を囲ったりして単調さを無くした

ブログは小説とは異なります。そしてブログを見てくれる人は基本的に検索をして、気になったものにちょっと顔を出してくれる程度です。

そういう人たちに読んでもらうには、作者への信頼があって読むような、小説的な文がつらつらと並ぶような書き方ではなく、スクロールのリズム、あるいは緩急を生むような書き方で、それこそが箇条書きや図形を使って変化をつけた書き方です。

有名ブロガーの書き方を見てもそうですし、読みやすさは一目瞭然です。初心者は模倣するのが上達の近道だと実感します。

以上のようにして、記事の作り方を意識していった結果、月500円の収益を生むことができました。自分が書く記事が収益を生むというのが実感できるとブログ運営はより楽しくなってきました。

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次の壁である月1000円に向けた方針を立てる

恐らくブログをやっていない人だと、月500円の収益を生むことの難易度が分かりにくいと思います。記事を書けば広告収入が入ってくるということでもないのです。

私は建築士なので、その分野で例えると、二級建築士の資格の難易度が、月500円を稼ぐ難易度くらいだと思います。

500円の次は月1000円を目標にしていますが、どのようにして達成するか、ブログの先人たちを参考にしながら方針を次のように立ててみます。

①グーグルアドセンスでの収益化

アドセンスは広告のクリックによる収益なので、とにかく記事を見てもらう回数を増やすことが肝になります。専門用語でいうとPV(ページビュー)です。

そのためにはSEO対策をし、検索ワードで引っかかり、上位に表示されるようにしたいです。そしてブログ内の回遊性を上げるべく、内部リンクを有効に使用していきたいです。

PVは結構苦戦しそうな気がしています。PVは現段階では頭打ちなような気がするので、トレンド記事を入れるなどが必要なのかもしれません。

②アフェリエイトでの収益化

アフェリエイトは商品を紹介し、アマゾンや楽天などで購入してもらうことで、紹介料としての収益が自分に入る仕組みです。

ユーザー側として、ブログを読んで購入するとしても説得力や魅力という、記事の質が求められてくるので、とことん質を上げる努力をし、逆に質が保てる範囲で商品を紹介するということをしなければと思っています。

これらの方針が正しかったかという考察については、実際に月1000円を達成できてから振り返りたいと思います。

本業の建築士に専念しながら別の軸で稼働させる目論見

現代は副業に対する垣根が低くなってきています。ブログは自分にとって副業かと言われればそんなことはなく、むしろ趣味の一つなのですが、収益が出るという意味では副業とも言えるのかもしれません。

本業は建築士なので、建築の能力向上が第一ですが、それを補えるくらいの役割をブログが担えたらなと思っています。その先としていずれは、ブログ発信と建築的アプローチを掛け合わせたプロジェクトが出来るかもしれないです。

しかし本業の忙しさもあり、使っている時間の割合的には「本業:ブログ=12:1」くらいなので、時間をどう捻出するかが課題です。

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おわりに

以上、月500円の収益を達成できたことへの考察と、今後の考え方について書いてみました。この記事が誰かの参考になったら幸いです。

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