はじめに「東京は10度のとき、一方バンコクでは…」
2019年2月から3月にかけてタイのバンコクに行ってきました。初めての東南アジア旅でした。東京からバンコクは飛行機では約7時間ほどです。
もちろんバンコクの情報は事前に調べていたのですが、まさか気温が35度もあるなんて、ちょっとひるんでしまいました。
東京の気温が10度くらいの時期に、35度の場所に行くのは服装にも迷いました。しかしまたとない機会だからと、バンコク約3週間の一人旅へ飛び立ったのでした。
この記事では、
・バックパッカーというほどの冒険的な旅ではないが、
・現地での生活感を味わってみたい
という筆者が体験したことを綴ります。
なので、
・タイ(バンコク)への旅とはどのようなものか興味がある
・自分の旅の参考にしたい
という方向けに書いております。
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宿泊はAirbnb(民泊)で現地感を味わう
Airbnbは一般人が旅行客などに部屋を貸せるシステムです。
(※実態として結局、業者が旅行客に貸しいるなんてことも散見されるのですが、現地感を存分に味わえるのは観光客にとって嬉しいものです。)
1つめの宿「Studio Apartment in Hua Mak」
バンコクに来て最初の宿は、バーンカピ区にあるマンションの一室でした。
バーンカピ区はバンコクの中心地から東へ20kmほど離れたところにあり、観光客もそんなに多くない場所です。
バンコクは高層マンションが至る所に次々と建てられていて、成長中の都市の様子を実感しました。
オーナーに会い、部屋に案内してもらうと、「こちらの都合で、予約してもらった部屋とは違う部屋になる。」と一言。
不安に思いながらも部屋に入ると、かなり異質なのです。というのも扉が多いのです。まさか共同?と思い質問してみると、自分一人で使っていいとのこと。
ただしベッドを使うのは一つだけにしてくれとも。なんと2段ベッドが3つもあるのです。奇妙な部屋でしたが、清潔感は想像より悪くはなかったです。
【まとめ】
宿泊期間:5泊
料金:9,502円
一泊あたり料金:1,900.4円
評価:★★☆☆☆
2つめの宿「Plum condo Bangyai station」
一人旅の宿は基本的に旅をしながら予約していくようにしています。1つめの宿に泊まっているときに見つけたのが、この宿です。
場所はバンコクの西隣の県、ノンタブリーです。意識せず隣の県まで行ってしましたが、バンコクの中心地から遠いところは安いのです。そしてまたしてもマンションです。
宿を探していて気づくのですが、観光客に貸す用のマンションが多く建てられている気がします。清掃員までいるのですが、ホテルとしてではなく、民泊としてのビジネスが顕著に感じました。
鍵の受け取り方として言われていたのが、ポストのダイヤルを回して、中にある鍵(とセキュリティカード)を取るというものでした。
しかし、そこには至難の壁がありました。
・ポストの場所を探すのに手間取る
・指定されたエントランスの入り方が、住人の誰かがセキュリティを解除したときに一緒に入るという怪しげなもの
Airbnbのレビューでは鍵の受取が上手くいかずに、外で1時間待ったという書き込みもあり不安でした。ですが、行ったらエントランスは常時開放状態で一安心しました。
部屋の中はコンパクトな作りなのですが、結構きれいでした。(清潔さがないと観光客も入ってくれないのだと思います。)
アメニティはたいして無いですが、キッチンや冷蔵庫があるのは有り難い限りです。
【まとめ】
宿泊期間:6泊
料金:10,318円
一泊あたり料金:1,719.6.4円
評価:★★★☆☆
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3つめの宿「Top View BKK Modern Living #1 @Bangson MRT」
3つめの宿は今回の旅で一番バンコク中心地に近い場所でした。バーンスー区です。と言っても中心地から北へ10kmほどのところです。
またしても泊まった宿はマンションです。しかも高層マンションで、部屋は22階でした。
眺めがいいですが、ベランダに出ると少し怖いです。手すりの強度は問題ないか、床が抜けたりしないか、と余計な心配が出てきます。
部屋は程よい広さで、ふかふかのベッドで、ベッドからの眺めも良く、いい暮らしをしているような気分でした。
しかし一泊3,000円もしないのです。ここはまた泊まりたいと思いました。(※キッチン周りにアリの行列が出来ていたのは大目に見ることとします。)
【まとめ】
宿泊期間:4泊
料金:11,836円
一泊あたり料金:2,959円
評価:★★★★☆
4つめの宿「1BR CozyCondo,Pool,Wifi,BTS,Near DMK」
タイ旅行、最後の宿は再びバンコクの隣の県、ノンタブリーにしました。電車から近かったり、スーパーも近いのが決め手です。
ここは直接オーナーさんが鍵を渡してくれ、親切に使い方の説明までしてくれました。
敷地内にはプールやジムがあり、好きに使っていいと言われたのですが、一人で使う勇気は出ませんでした。
泊まる宿それぞれで何かしらの問題はあるわけですが、案の定ここでも問題は起こりました。
洗濯機を使うと、排水がことごとく室内に漏れてくるのです。一度使うと床は水浸しで、掃除をするのに災難でした。
【まとめ】
宿泊期間:3泊
料金:7,615円
一泊あたり料金:2,538.3円
評価:★★★☆☆
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おわりに「安く優雅な旅ならタイへ」
タイへの旅行期間の3週間で4つの宿に泊まりましたが、一泊3,000円に行かなくても十分な宿に泊まれました。
それがもし二人なら一人1,500円ということになります。ということは一泊10,000円出すとかなりの高級グレードの宿に泊まれるということです。
バンコクでは急ピッチでインフラの整備、都市化が進められていたので、近いうちに物価の上昇もしてくるのだと思います。
タイは旅行先として人気ですが、安く旅行を楽しめるので私もオススメしたいです。