博物館

休日の上野建築さんぽ|上野駅から鶯谷駅まで歩く

はじめに「朝早く行動を開始してみる」 休日だと朝からだらだらとしがちなので、思い切って早く起きて上野へ行き、散歩をしてみようと思いました。実は上野は名建築が集中しているので、建築的にホットスポットでもあるのです。 この記事は散歩と言いつつも建築的な内容が多めで書いていきます。 取り上げるのは有名な場所だらけですが、今まで知らなかった側面などをこの記事を通して知ってもらえたら嬉しいです。 まずは散歩 […]

技術、場所、時間の翻訳の上に成り立つ「内藤廣建築」まとめ

はじめに「尊敬する建築家」 私は「好きな建築家は?」と聞かれることがあったら、迷わず内藤廣さんの名前を挙げています。 いくつもの建物を見て、何人もの建築家の本を読んでみて、内藤さんの考え方が自分に一番響いてくるものがあるのです。 建築家とは奇抜さや前衛さが個性なのかと思っていた頃に、建築とはどういうものであるのかを教えてくれたのが内藤さんです。 東大で教鞭をとっていた頃に行なった講義の内容を書き起 […]

湖に向けた情緒的な軸線「福井県年縞博物館」

はじめに「JR三方駅から湖の方へ向かって」 2019年4月に福井県に行ってきました。福井県の若狭町に最近できたのがこの福井県年縞博物館で、設計は内藤廣さんです。 ※実は若狭町の水月湖で採取された年縞(堆積物による縞模様)が7万年以上のデータを持っていたため、それが”世界標準のものさし”になったということで建設された博物館なのです。 北陸を中心に周遊する旅を電車でしていたため、年縞博物館には最寄の三 […]

建築が繋ぎ、運ぶ場所の記憶「エストニア国立博物館(Estonian National Museum)」

はじめに「エストニアへ行く決意」 エストニア国立博物館は1909年に設立されましたが、第二次世界大戦の時期に損傷を受けていたことなどから、2005年に新博物館としてコンペにかけられ2016年に開館しました。国立の美術館が新しく作られることは多々あるようですが、博物館が新しく作られるというのは稀なようです。 そして当時無名に近い日本人建築家らがコンペに勝利したということで話題になりました。その人たち […]

空間から時間への変換「海の博物館」

海抜12mの敷地 「海の博物館」は三重県鳥羽市にあります。 鳥羽駅からバスが出ているのですが、一時間半に一本くらいなのでなかなかにアクセスしづらいです。 こういう時は徒歩で行くという選択肢を取ることが多いのですが、地図で計測してみると2時間かかるということなのでさすがにバスにしました。 自然環境を誘い込む分棟配置 この建物の設計は内藤廣さんです。複数ある建物は分棟配置されており、敷地内のレベル差や […]