内井昭蔵

参考書・本

建築の初学者におすすめしたい本5選|よみやすさ重視で選定

はじめに「建築を学ぶとっかかりを作る」 これまで数々の建築の本を読んできました。 実務のものから読み物としてのものまで、面白いものもあれば、数ページ読んで本を閉じたものもあります。 私が建築の面白さに気づいたのは、本を読んで設計者のこんな考え方があるのか、こんな見方なんだと知ったときでした。 実際に実務で設計をしている今感じるのは、「実物として建築を見てきているというのはもちろん、本も読んできてい...
建築

影響を受けた国内建築8選

はじめに「建物を8つに厳選」 これまで国内外の建物を多く見てきましたので、一旦まとめて捉えてみようと思い立ちました。 自分にとって影響を受けたものはどの建物であったか、記憶を遡りながら考えてみました。 今回は国内を対象に、自分に良い影響を与えてくれた、そして人におすすめしたいものとして厳選された8つの建物を挙げました。 それらは見てからある程度時間が経過しているものの中から選びました。 というのも...
建築

群生する建物と装飾美「浦添市美術館」

はじめに 浦添市美術館は沖縄県の浦添市にあります。県内初の公立美術館として1990年に開業しました。 設計は内井昭蔵さんです。内井さんは幼少の頃から教会に頻繁に足を運んでいましたので、戦後の建築家の中でも、特にモダニズムからポストモダニズム建築という枠組みがあるなかでも独自の建築に対する思想を持った人です。 浦添市美術館は内井さんの設計を学ぶ場として以前から訪問を楽しみにしていました。 分棟の屋根...
建築

公園との接続を考える「世田谷美術館」

はじめに『世田谷の緑豊かな街並』 世田谷の街並みには緑が多いように感じられます。特に個人邸宅での樹木の割合が多いです。歩いていたら住宅の間に15mくらいの背丈の木があったりして驚きました。 そしてそこで発見したのが、その樹木という緩衝領域に向けた窓が透明ガラスで、かつカーテンも閉められていない住宅があったことです。 木のおかげで、通常気にする隣人へのプライバシーが緩和されるというとても理想的な形で...
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