【一級建築士】免許証の登録申請から届くまで

仕事・資格

先日、一級建築士の登録申請をしてきましたので、その一連の流れを体験をもとに書いておこうと思います。

平成最後の一級建築士試験で合格

私が一級建築士の試験を受けたのは平成30年度でした。

運良く一発で合格でき、平成最後の一級建築士合格者となれました。

しかし合格通知が届いた12月、そのとき仕事はしていなかったため、長らく登録はお預けにしていました。

そしてとうとう翌年に次の会社に就職したので、次の建築士合格者が出る前には登録しておこうと焦り、8万円という高い新規登録費を払うことを決心したのでした。

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登録申請の必要資料

登録時の必要資料は、建築士会のHPに詳しく書かれていますが、こちらにもリストアップします。

登録申請に必要なもの

・一級建築士免許申請書
・一級建築士住所等の届出
・戸籍謄本(抄本)
・登記されていないことの証明書
・証明写真2
・登録免許税納付書の領収証書
・申請手数料の振込受付証明書
・合格通知書
・身分証明書

管理建築士の人は講習修了証の原本と写しが必要になってくると思います。

基本的な用紙は建築士会でもらうとこができ、HPからもダウンロードすることが可能です。

ただし、戸籍謄本と登記されていないことの証明書の入手先はそれぞれ役所と法務局です。

必要資料を集めるのが面倒

新規登録に必要な資料を集めるのは会社員だと少々面倒でした。

戸籍謄本をもらいに役所へ行き、登記されていないことの証明書をもらいに法務局へ行くのが一般的です。

私の場合は平日に時間が取れなかったので、それぞれ郵送で受け取ることにしました。

しかし郵送のための返信用封筒や切符、収入印紙、定額小為替を揃えるのにも時間がかかってしまいます。

しかもやっと資料を揃え、戸籍謄本の請求をしたら、焦っていたからか送り先を戸籍の置いてある役所ではなく、自分の住所地の役所に送ってしまうというミスを犯してしまいました。

収入印紙はそのまま帰ってきたものの、返信用封筒が使われてしまうため、切手は再度購入し、また送るという手間が生じてしまいました。こんなミスは自分くらいかもしれませんが。

高額な登録費を振り込む

一級建築士の初期登録費、8万円……

高すぎます。二級の時とかなりの差があります。それがネックでなかなか登録申請ができなかったのです。

8万円を払うなら旅に出る方がましだと、ずっと避けてきました。

そして旅費に使っていた訳ですが、それはそれでいい使い方だったと自己肯定しています。8万円あったら国内の旅をかなり楽しめますね。

青春18切符で交通費を抑え、カプセルホテルや漫喫に泊まる節約旅はまたしたいものです。

そしていざ8万円の支払いの時、郵便局窓口のおばさんからしっかりと領収証書を受け取り、節約生活に拍車をかけられた思いで、建築士会へ向かうのでした。

建築士会で登録手続き

私の場合は東京建築士会に行きました。

何年か前に二級建築士試験絡みで行った時は晴海にあったのですが、今は小伝馬町に場所が移っていました。

受付をしていただき、いざ資料を提出していると、残念なことに戸籍謄本を家に忘れていたことが発覚しました。

登録も一筋縄では行きません。また往復です(自分が忘れただけですが、、)。

そして家に戻り、再提出に行ったら先ほどと同じ職員さんが、2度の足労をねぎらうように温かに対応してくれました。

これで申請は終了です。あとは2ヶ月かかるという交付までの期間を待つだけです。

【追記】
後日、一級建築士免許が自宅に届きました。2ヶ月ということでしたが、予定より1週間くらい早く届きました。

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おわりに「登録をしてみて」

以上、一級建築士の登録申請の記録をしてみました。

資格を取ったから能力が上がったわけではないので、思い上がってはいけないとつくづく思います。

先人達がよく言っていたように、本当に一級建築士は足の裏のごはん粒で、取っても飯は食っていけないのです。

これからは謙虚に謙虚に能力を高めていきたいものです。

ただ仕事をしていて思うのは、一級建築士だというだけで、そこまで評価をして貰えるのかとその威力を感じることもしばしばです。

免許証の顔はヘンテコな顔が写っていますが、自信を持って免許証を提示できることを次の目標としたいです。

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